《KISS FM KOBE》神戸の観光とエンゲージスーツについて!!
KISS FM KOBE 『シャカリキ』という番組の『ワクワクリサーチ』というコーナーに出演しました。
DJは、かの有名な『くま散歩』でお馴染みのクマガイタツロウさんでした!!
ありがとうございました。
内容は覚えている範囲ですが、書いておきます。
神戸洋服とは、どんな会社ですか?
3つのコンセプトを持ってお店を運営しており
①(私は医者ではないので)皆様の性格や人格は変えることができませんが、品格や風格は変えるお手伝いはできます。というのが一つ目で
②神戸洋服を着て世界へ挑戦。と、今回のオリンピックの選手団のジャケットとか、仕立てたかったです。
③マスターパターンは持ちません。お客様の身体がパターンです。というのは、お客様一人一人の身体のデータを1枚1枚手書きの製図に落とし込んで、その製図を元にスーツを作っています。
例えばなんですが、バスト100と言っても、楕円形のバスト100の方もいれば、円錐状のバスト100の方もいるので、そういった情報を忠実に製図に反映させてます。
男性で一番喜んでいただけるのは、パンツでどちら側にしまうかを反映させたりと、細かいところまでチェックしています。
数字だけはなく、特徴を細かく観察しています。
手縫いの部分がクローズアップされがちなんですが、注文洋服式製図と言って、製図の方が特徴的な仕立ての技術です。
大事にしてること
その中でも、一番大事にしているのが、『所作』の部分で、縫っている時のかっこよさを師匠から教えてもらって、守っています。
実際、縫ってる時は、一人で縫ってるので、ふと我に変えると『俺は、一人で何をやってるんやろか・・・』と思う時もありますが、いつか見られる時が来たときに、『なんとかっこいい!』とか『なんと綺麗な!』と言われるような所作を重んじてます。
どんな方がオーダーに来られますか?
もちろん、角界の著名人や、セレブと言われる方や、芸能人の方も来られますが、一張羅を作りたいという方が多く、リピーターにはなりにくいですが、長く着用していただけるように作るよう努力してます。
師匠のお客様で50年前のジャケットのお直しとか持って来られる方もいるぐらい、きちんと保管できていれば軽く一生持ちます。
本音としては、頻繁に買い替えて欲しいですが、10年前や15年前のスーツをお直しで持ってきていただけると、大事に使ってくれてるんだなと、嬉しいもんです。
エンゲージスーツについて
コロナ禍前からもちょくちょくいたのですが、婚約指輪のお返しにスーツを贈りたい。という新婦さんからのご相談があったのですが、
コロナ禍になり、結婚式が自粛でなくなり、タキシードのレンタルもなくなったので、どうせなら一張羅を作りっておこう。という風潮が強くなり、
一時期インスタを見てくれてブームになる勢いでした。
お客様の大半が、神戸市以外の方が多く、新婚旅行ついでに作りに来られる方が多く、なかなか神戸での観光だと時間が余ってしまうので、『余った時間にスーツを作るのがちょうどいい』し、『どうせなら洋服発祥の地である神戸で作ろっか』という声が広がってました。
時間も潰せたし、『どうせなら神戸で1泊しようか』という流れもできたり、知り合いのお店を紹介できたり、知り合いのホテルを紹介できたりと、オーダースーツを作ることで、観光の基点になるな〜と考えてました。
スーツというモノよりも、新婚旅行でオーダースーツを作りながら、形は『あーでもないこーでもない』裏地は『私はこれがいい。俺はこれがいい』ネームは、せっかくなので『連名にしようか』とか、お子様を身ごもっている方は子供の名前を入れよっかと、思い出作りに喜んでもらえてます。
今後の目標
まずは、価格のへんこうをいかにせずやっていくかがいちばん大きな目標で、創業当時の価格で挑戦し続けています。
最後に
せっかく『洋服発祥の地』である神戸なんだから、神戸に来たらスイーツ食べよっか!と、同じぐらいのノリで、せっかく神戸に来たんだからスーツを一着作るか!ぐらいになって、観光の一端を担って行きたいです。
そうして、いつか昔のように神戸にもっとたくさん仕立て屋さんや小さな工房が復活して、いろんな業種の方々ともコラボや連携して、神戸がもっともっと観光客で賑わう基点になりたいです。
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