《神戸新聞》エンゲージスーツの取り組みが掲載されました!!
婚約指輪のお返しに「神戸洋服」スーツいかが?
婚約指輪のお返しとして「神戸洋服」のオーダーメードスールを贈る取り組みを、神戸・三宮の紳士服仕立て店が始めた。
その名も「エンゲージスーツプロジェクト」。
高い縫製技術を持つ職人が、予算や要望に応じて製作する。
明治期以来150年余り続く産業を次代に残すため、地域の新たな文化として継承したいという。(谷口夏乃)
高い技術でオーダー製作
「神戸洋服〜中山手縫製所〜」(神戸市中央区)代表の畑竜次さん(48)が発案した。
神戸ものづくり職人大学(2018年閉校)出身で、採寸から縫製まで1人で手がける。
基本の型は用いず、依頼者一人一人のパターンを忠実に手書きする「注文洋服式製図」で仕立てる全国でも数少ない技術を持つ。
着る人との対話を重視し、体形や好みなどを丁寧にヒヤリングする。
裏地に愛誓う刺しゅう
プロジェクトのきっかけは、新型コロナウイルス禍の20年。
結婚式が軒並み中止になる中、新婚の20代女性から「婚約指輪のお返しに洋服発祥の神戸でスーツを仕立てたい」と相談を受けた。
製作報告をインスタグラムに投稿すると、何か記念になるものを贈りたいと、同様の依頼が全国から月1件のペースで入り、一時は全体の売り上げの20%を占めた。
オーダーメードスーツを購入した人は、採寸と仮縫いで最低2回は店を訪れる。
「せっかく縁あって神戸に来てもらう。飲食店や観光地、ホテルなどに足を運んでもらえば、地域が盛り上がるのではないか」と、畑さん。
関係先との連携を検討するという。
スーツにはエンゲージスーツと分かるよう裏地に刺繍をする予定だ。
価格は応相談だが、1着15万円程度から。
オーダー後、3ヶ月ほどで納品される。
畑さんは「新婚夫婦の思い出を作るとともに、神戸洋服と周辺の業界が盛り上がり、地域の発展につながるプロジェクトになれば」と話している。
来店予約はホームページのフォームからか電話で。
午前10時〜午後8時、不定休。
全国出張に対応する(別途出張旅費が必要)。
同店℡ 078-271-0070
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