《技術学校》製図〜縫製!

今日は、将来テーラー志望の学生さんです!

学校での製図では、数字を入力すれば基度(基度という言葉も使われないようです)や割り出しが自動に出てきて、なぜ?その数字が出るのかわからないようで、先生もわからないようでした。

確かにわからなても、出来上がりが良ければそれで良しというのも理解してます。

また今後採寸についても詳しくブログにアップしようと思いますが、テーラーで細かい採寸を必要とする場合には「単寸法」という採寸法があります。
わかりやく言えば、直接部分を測ります。
例えば、肩幅などはどの場合も単寸法ですね。
ただ、単寸法での肩幅でも、時には左右の肩幅が違う場合もあります。

単寸法で測定しておくと、ぴったりな服が出来ますね。

あと、注文洋服にみる製図は、ドレメ式や文化式、モード式との大きな違いは縫い代が入ってる製図になります。
そこで、大きく戸惑われるかと思いますが、オーダースーツですので、やはり注文洋服式が大きくはやりやすくなってきます!

続いては、きりび(切り躾)の正しいやり方や、運針、針の持ち方などを勉強して帰られました。

少し思ったことを書いておくと、もう少し専門学校は、基礎の基礎の基礎を教えていかなければいけないのかな?と、感じてます。

今までの時代の流れからすると、専門学校で基本を学び、うちで応用を身に付けるのが普通でしたが、全く逆になってきてますね。

テーラー業務を学ぶだけでなく、基礎の基礎の基礎も教えてますので、皆様もどんどん門を叩きに来てください!

日本でも数少ない高いレベルの縫製技術で、最高の着心地の一着を製作致します

洋服発祥の地、神戸にて、全ての工程をハンドメイドで仕立てられる紳士服は「神戸洋服」と呼ばれ、他に類を見ない高い縫製技術を持った職人たちに長年に渡り受け継がれてきたものです。

明治より現在に至るまで受け継がれてきた「神戸洋服」を採寸、製図、裁断、仮縫い、縫製等、全ての工程を一貫して製作できる数少ない技術者です。

最高の着心地のオーダースーツを、最高の技術で制作致します。オーダースーツが初めての方も是非お気軽に何でもご相談下さい。

畑 竜次