《サプール》これどこ着て行くの??

皆さんは、このスーツを見て、どう思われますか??

明るい!!

派手!!

ついつい笑いがおきます!!

私もこのスーツを着て歩くと、写メ撮られます・・・!

でも、実は、奥深い話があるんです!!

サプール「サップ」と呼ばれる単語を聞いたことがありますか??

明るさの裏に、目を背けることのできないアフリカならではの「貧困・奴隷問題・アパルトヘイト政策・内線」等の暗い闇があります。

今、日本で騒がれている「ブラック企業問題」とは、想像もつかない過酷な現状が今なお同じ地球で同時進行しています。

—wikipediaからの引用—

サップ(SAPE)は、コンゴ共和国およびコンゴ民主共和国においてみられるファッションの一種である。
サップを楽しむ人々はサペー、またはサプール(Sapeur)と呼ばれる。

概要
SAPEとはフランス語のSociété des ambianceurs et des personnes élégantes(日本語訳は「おしゃれで優雅な紳士協会」や「エレガントで愉快な仲間たちの会」などいくつかの訳がある)の頭文字をとったもので、一年中気温30度を越す常夏の両コンゴにおいて1950年代から1960年代のパリ紳士の盛装に身を包み、街中を闊歩するスタイルのことである。
高級ブランドのスーツに身を包み、帽子と葉巻やパイプ、ステッキなどの小道具とともに街を練り歩く。
タキシードにシルクハットなどという装いのものもいる。中にはタータンキルトを着用する者もいる。

SAPEの原則としては、コーディネートに3色より多く使ってはいけないという鉄則がある。
このため、シンプルな色の組み合わせの中でいかに自らをかっこよく見せるかが求められる。
サプールたちの中には貧しいものも多いが、彼らは月収の数か月分する1着のブランドスーツを買い込み、街を闊歩する。

SAPEの起源は、1920年代のフランス領コンゴの社会運動家アンドレ・マツワに求められるとの説がある。
マツワは1922年、パリからブラザヴィルへと帰国する際、パリ紳士の正装でブラザヴィルへと降り立ち、人々の度肝を抜いたとされる。
また、1940年代から1950年代にかけてブラザヴィルの仕立て屋がパリの服をまねて服を作り、それが川向こうのベルギー領コンゴ首都レオポルドヴィルにも広がったのだという説もある。
清潔感あふれる西洋の装いを見たコンゴの人々はそれにあこがれ、それに独自の美意識を反映させたものを着用するようになったようだ。
いずれにせよ、1960年の独立後の混乱でキンシャサではこの流れは途絶え、ブラザヴィルでも一時すたれた。

しかし、一時はすたれていたサップが復活するのはコンゴ・キンシャサの歌手であるパパ・ウェンバの登場によるものだということはすべての文献で一致している。
1976年に「ヴィヴァ・ラ・ムジカ」を率いてスークースの世界に変革をもたらしたウェンバは、アルマーニ、シャルル・ジョルダン、ヨージ・ヤマモト、イッセイ・ミヤケなどの一流ブランドのスーツと帽子を身に着けてステージに上がり、一世を風靡した。
さらにウェンバに続く歌手たちもこのスタイルを取り入れ、彼らのスタイルに魅了された若者たちが同じようにブランド物の服を身に着けるようになって、サップというファッションは完全に定着した。

2010年代に入っても、サップは存続している。
2010年には世界報道写真展において「おしゃれで優雅な紳士協会」としてこのスタイルが紹介された。
2014年12月4日には日本放送協会のTV番組地球イチバンにおいて、「世界一服にお金をかける男たち」という題名でサップが紹介された。
後発開発途上国であり、度重なる戦乱により荒廃したコンゴにおいて、年収のほとんどを注ぎ込んででも華麗な服飾やエレガントな振舞いを追求する彼らの存在は、街の子供たちや庶民にとっては喝采を送るに値する英雄であり、欧米圏でもポール・スミスのように彼らの独自の美意識をファッションデザインに取り入れるなど、注目する動きが見られるという。
また同年にはギネスビールにより、彼らを題材にした同社の黒ビールのTVCM「Sapeurs」及び、ショートドキュメンタリー「The Men Inside The Suits」が制作された。
en:Nicolai Fuglsigの監督でブラザヴィルを舞台に制作された同作中では、サップは互いの独自の美意識をリスペクトし、常に自分の美的センスを高く保つ事、平和を愛する事(作中に出演するサプールの一人は、戦乱で逃げ惑う中で服や靴を捨てねばならなかったエピソードを語っており、平和なくしてサップは存在しえないと述べている。)などの理念、時に互いの服や靴を貸与しあう事で、社会的地位、年齢の長幼、収入の多寡を超えて成立しうる概念である事などが紹介されている。

—ここまで—

このように、アフリカならではの文化から派生し、現在ではひとつのブランドや文化にまでなりました!

どちらかと言えば、サプールという文化を知る前にこのスーツを作ったのですが、その時のコンセプトが「ビジネススーツ以上!タキシード未満!」というコンセプトでした。

その考え方と、たまたまサプールが一致し、神戸でサプールのイベントがあった際に、私もこのスーツを着て参加いたしました。

綺麗ごとではなく、服というもの、また「仕立て」というもので、人々が「笑顔」になる瞬間でした!

街で笑われることがありますが、いずれにせよ「仕立て」によって「笑顔」が溢れる街づくりが出来ること、また出来たことに誇りに思えました!!

これからも、「仕立て」によって、より多くの「笑顔」が溢れることをしっかりと使命感をもってやり続けていきたいですね。

また、サプールという文化をより多くの方が知って、より多くの笑顔を作れる社会になるように祈ってます!

恥ずかしいもんですけどね・・・!

4メーターの平らな生地を加工することで、こんな素晴らしい文化にまで発展することがあるんですね!!

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